気候変動

 酷暑や暖冬になると「地球温暖化」が引き合いに出されることが多い。平均気温が上昇しているのは確かで、二酸化炭素濃度が急上昇しているのも確か。相関関係はみられるが、因果関係があるのかの科学的断定は難しい。が、人為的な温暖化ガス排出が気温上昇の原因となっていることは「ほぼ間違いない」というのが現在の大勢。

 温暖化のあれこれの国際的専門家集団「ICPP」の団体名は日本語で「気候変動に関する政府間パネル」。言葉の意味として温暖化と気候変動はもちろん異なるが、「地球温暖化とその影響を、包括的に気候変動と呼ぶことが多い」とはウィキペディアの説明。温暖化ガス濃度の上昇が気温上昇ばかりでなく、気候変動の増大も招いているというのが一般的な考えということだろう。

 気温上昇も実感するが、豪雨災害の頻発化・大型化やゲリラ的発生、局地的な豪雪被害の発生などは、「気候変動が大きくなっている」という方がしっくりくる。

 平均が上昇しつつ変動が大きくなるということは、記録的な暖冬少雪も発生するが、寒冬多雪も今までと同程度に起こるはず。

 あまりまとまって降られても困るので、シーズンインにドカッと1mくらい積もったあとは、日々シンシンと積もるの希望。シーズンインと3月以降は平年より低め希望。

 今シーズンに関してはもう、シーズンインは記録的低調状態だし、クリスマス前のドカ雪も期待薄なのだけど、それでも何とか巻き返しと、3月以降の降雪・低温に期待。