めいほうはシーズン券のコスパがいい

 めいほうは、1日券を300円上げて4800円にしてきた。これで高鷲やワシトピアの4900円に次いで、ウイングと並ぶ価格に。このエリアの相場と規模からすると妥当なところか(規模からするとウイングが高い)。

 だが平日料金を新たに設定し、こちらは200円下げて4300円に。しかし平日はマックアースが会員向けに高鷲や鷲ヶ岳で3000円台で出していたり、食事券付きで実質3000円台ということも多いので、休日料金以上に当日窓口一般価格で買う人は少ないかも。

 めいほうは高鷲や鷲ヶ岳に比べてシーズン券が高めだったのだが(早割5万円なら同等だったがシーズン開始後は駐車場代+1万円高かった)、昨シーズン、30周年記念で3万円で早期販売したのがよく売れたのか、今年は8月までの早割3.5万円(10月まで3.8万円)と大きく下げてきた。

 さらに、ウェブサイトに記載はないが、昨シーズンのシーズン券保有者にはリピーター割引として3.1万円の案内が来た。公表されてないということは、来シーズン以降もリピーター割を続けるかどうか、その価格をどうするかは未定ということかもしれないが、この規模なら3.5万円でもかなり安い。

 シーズン券同伴者の割引は、去年の半額から今年は1500円引きへと縮小したが、対象人数が2人から4人になり、最大割引合計額は拡大した。それにグループ会社(日本スキー場開発㈱)スキー場での割引(八方・栂池・菅平を除く;鹿島槍2000円、岩岳竜王・川場2500円)が追加され、去年加盟したスノーバーズクラブも継続。レストラン割引は去年の10%引きから今年は30%引きに拡大と、サービス内容はアップしている。

 コースバリエーションは高鷲ダイナの方が多いし好きだし、シーズンも高鷲が長いし、めいほうの2月の週末の混雑・リフト待ちは厳しいが(高鷲ダイナはβライナーがまだマシ)、奥美濃のシーズン券のコスパは(よほど4月中旬以降を重視しない限り)めいほうが一番いいとみる。