残るは7つか

 八甲田は4/15、かぐら・蔵王温泉ニセコアンヌプリは4/17、おんたけ2240・開田マイア・志賀高原・丸沼・月山・ニセコヒラフは4/19、富良野は4/21、天元台は4/24で終了。

 これでコロナ理由でGWまででの営業終了を発表していないのは、鹿沢、「岩手県外からの来場お断り」という条件付きの安比と夏油、キロロ・札幌国際・サッポロテイネ大雪山黒岳の7つだけか。

 実際の感染拡大リスクの程度ではなく「生活上必要か否か」で外出可否が判断され、通勤電車や都市の商店街などでの密接リスクは「仕方ない」で許容されるがアウトドアレジャーは白い目で見られるような状況は合理性を欠くように思う。

 夏油では「入場時にお車のナンバー確認させていただきます。岩手ナンバー以外のお車でお越しのお客様には運転手の方の運転免許証と居住地のわかるもの(住所とお名前が記載された郵便物、または公共料金の支払い証明書)のご提示をお願いいたします。」となかなかの徹底ぶり。唯一感染者の出てない県として、どこかで線を引くなら県内か県外かだろうし、そこまでしても営業を継続する努力は買うのだが、スッキリしない感情が残るのも確か。

 万一にでもスキー場がクラスターになったり、県外から持ち込まれて感染拡大した場合の、企業としての社会的責任や風評被害まで考えると、リスクマネジメントとしての休止判断は概ね妥当なのかもしれない。北海道のスキー場は、この時期、道外からの来客はまずないこともあっての営業継続判断なのかもしれない。

 そうなると、果敢なのか鈍感なのかはともかく、鹿沢だけが特異なポジションにいることになる。ぜひこのままGWいっぱい営業を続けてほしい。しかしこれで客が押し寄せでもしたら、危険だということで休止になるかもしれない。来客状況が気になる。