スキー場客数ランキング 2020/21シーズン(推定)

2020/21シーズンのスキー場別客数ランキングを推定してみた。

 1位 志賀高原    推定55~58万人(3月末;50.3万人)
 2位 ルスツ     推定40~50万人
 3位 ニセコヒラフ  推定30~35万人
 4位 サッポロテイネ 推定30~35万人
 5位 五竜・47    247,665人
 6位 上越国際    推定20~28万人
 7位 野沢温泉    推定23万人(3月末;20.2万人)
 8位 高鷲スノーパーク   推定23万人
 9位 札幌国際    推定20~25万人
10位 奥伊吹     221,675人
11位 安比高原    推定18~26万人
12位 鷲ヶ岳     推定21万人
13位 蔵王温泉    推定17~25万人
14位 神立高原    約20万人(4月末;19.9万人)
15位 かぐら     推定19~20万人(4月末;16.4万人)
16位 軽井沢プリンス 約19万人(3月末;18.9万人)
17位 八方尾根    184,526人
18位 スキージャム勝山   推定16~21万人
19位 ハンタマ塩原  推定15~22万人
20位 岩原      180,600人

 自己記録を更新した奥伊吹(10位)同様、都市近郊の日帰りメインのスキー場は落ち幅が小さいと考えられることから、高鷲(8位)、札幌国際(9位)、鷲ヶ岳(12位)、スキージャム勝山(18位)などが上位に躍進すると思われる。湯沢地区で落ち幅の小さかった神立高原(14位)も同様。

 前回記事の過去10年のだいたいのランキングと比較すると、20位圏内の顔ぶれという点では、札幌国際・奥伊吹・神立・ジャム勝がランクインし、2位の苗場(12.2万人)と13位のガーラ(約15万人)、17位の舞子(推定14~21万人)、18位の栂池(14.1万人)が消えている。

 順位変動の最も大きいのは30位にも入らないであろう苗場(30ランク以上ダウン)で、過去10年平均では13~19万人で35位あたりの奥伊吹(25ランクアップ)、そして同じく35位あたりの神立(20ランクアップ)が目立つ。あとは、札幌国際(通常推定20~27万人)が13ランク程度アップ、高鷲が11ランクアップ、八方が9ランクダウン、ガーラは10ランク以上のダウンか。

 来シーズンは、外国人観光客比率の高かったスキー場の苦戦は続くだろうが、ワクチン接種がいきわたることで県境をまたいだ移動の自粛を言われることもなくなり、近場優位はそれほどでもなくなるだろう。

 苗場が定位置の2位まで戻るかは見通せないが、トップ5くらいには戻るのではないか。安比蔵王もトップ10に戻り、高鷲・札幌国際・奥伊吹のトップ10陥落が濃厚と思われる。