チャオ御岳のセンターハウス、競売公示中

 チャオ御岳のセンターハウスが競売にかけられています。

 某匿名掲示板サイトによると、9月には裁判所から競売開始決定が出されたということで、12/8に公示されて不動産競売物件サイトにも載っています。入札期間は1/6~13、売却基準価額は5540万円ということです。

 確か、建物の所有者はスキー場運営会社の飛騨森林都市企画㈱ではなく、同じ親会社(優福屋)所有の㈱御岳だったはず。御岳㈱はおそらく濁河温泉にある「旅館 御岳」の運営会社で、優福屋がマックアースから飛騨森林都市企画㈱と一緒に買った時に、なぜか建物の所有権を㈱御岳に移したとか。

 昨年、土地の借地料を滞納して、優福屋が増資して支払った時に、国(林野庁)から土地の使用許可継続の条件として、施設の所有権を㈱御岳から飛騨森林に移すよう(土地を借りる者がその施設を所有するよう)求められたけどその動きはないということだったと思いますが、結局、所有権を戻したうえで、今年も滞納して競売にかけられたということなのでしょうか。

 この値段で買い手がつくとも思えないですが、いよいよもって優福屋は飛騨森林都市企画㈱をどうするつもりなのか。優福屋が飛騨森林都市企画㈱を破産させるとなった場合、高山市はどうするのか。

 おんたけスキー場や瑞穂ハイランドと違って、チャオ御岳にはそれで支えられている行政も地元住民もいないですし、マウントレースイのようにコロナが落ち着けばアジアからの観光客で賑わう可能性の見込みもないので、復活は極めて厳しいとは思っていましたが…。