峰の原、改め、忍者雪高原

 去年は台風被害で休止した峰の原、今年はその名も「REWILD NINJA SNOW HIGHLAND」となってオープンするとのこと。

 REWILDはアウトドアブランド名で、「スキーやスノーボード以外のゲレンデ体験を、NINJAコンテンツとコラボし、他のどこにもない、"雪山NINJAエンターテイメント"として、ワクワク感と雪遊びの楽しさを提供」するとのことで、アクティビティとしては「日本初"バギーバンジー"」、「日本最長級”パノラマロングブランコ"」、「高さ6m級アイスクライミング」などがあるらしい。

 菅平の奥にあって、パークに力を入れてたけど、思いっきりインバウンド向けに振りきってきた感じ。

 コロナでインバウンドゼロだけど、とりあえずそのままオープンは致し方あるまい。コロナがなくても、菅平エリアにインバウンドの恩恵はまだなかったから(アクセスいまいちで降雪少ない)、NINJAだからといってすぐに外人が喜んで集まるとは思ってなかっただろうけど、それにしてもツラいリニューアル1年目になりそう。

 テーマパーク方向に振って個性を出すというのは生き残り戦略としてはアリなので、これが日本人にどれだけ刺さるか、名前だけでなくどこまで仕込んでいるかだろうか。従業員教育を含めた世界観の創出や、SNS戦略も重要だろう。

 ロングブランコなどは通年で使えるし、今どき、通年営業を考えずにリニューアルなど考え難いのだから、名前に”SNOW”は付けずに「NINJA HIHGLAND」の方がいいのではとも思うが、やはり冬の外国人向けがメインということなのだろうか。

 どうせなら、各地の忍者村と提携するなどして、バカバカしいまでに徹底した「忍者ランド」をぜひ作り上げてほしいものだ。まずは最寄りの戸隠と提携だ!