鬼滅週報(11/8現在)

 順調に200億円を突破。200億突破までの日数は24日間で、これまでの最速記録である「千と千尋」の59日間の半分以下。

 週間動員数をみると、土曜から金曜で区切れば1週目から2週目が87%で2週目から3週目は101%と、11/3祝日の影響で2週目より3週目が多くなっている。月曜から日曜で区切れば1週目から2週目が86%で2週目から3週目は89%で、やはり減少幅が小さくなっている。

 平日期間だけでみると、1週目から2週目が82%で2週目から3週目は116%と大幅増。

 週末だけでみると、1週目から2週目が91%、2週目から3週目が89%に対して、3週目から4週目は64%と大きく減っている。祝日の影響が出たのか、さすがに息切れしてきたのかはまだ分からないが、減ったとはいえ4週目週末の2日間で約130万人の動員は、「天気の子」の初週末2日間の約83万人の1.5倍以上と、依然として高水準。

 日平均動員数は、2週目平日が37.6万人、3週目週末が101.4万人、3週目平日は祝日込みで43.7万人、4週目週末は64.8万人。3週目平日の内訳は、祝日85万人の平日33.4万人あたりだろうか。

 このペースだと、4週目平日が24~28万人、5週目週末が45~55万人くらいとして、1週間で210~250万人は前週比60~72%。興行収入は30~33億円増えて230億円台後半か、粘って上振れて240億に届くかどうか。

 250億は確実、「タイタニック」の262億を超えて2位も確実だろうし、300億、「千と千尋」の308億超えもいよいよ濃厚になってきたか。

 前週比70%の減少率だと年内に308億に達する計算だが、65%だと最終的に300億に届くかも微妙、逆に80%なら350億超えとなる。

 週末の前週比64%が祝日の影響か何かによる一過性のもので80%台に戻るのかどうかが、次週の焦点となる。