Go To トラベル

 イエティのオープンはやはり10/30となった。ここ数年は雪不足もひどいが10月の高温も著しく、特に去年の10月は平年より2週遅れの気温経過だったからゲレンデ造成が大変だっただろう。

 それでも黒字だったのなら、コロナが落ちつきさえすれば10月中旬に戻るはずだが、「最速」の称号のために赤字だが無理してやっていたということなら、狭山の11月オープンが定着してしまえばイエティも10月最終週に落ち着くことになりそう。ライバルとなる狭山や軽井沢プリンス次第か。

 

 GOTOトラベル、どこかでみかけた情報で「1月末まで」と最初思っていた。その後「修学旅行は3/15まで」という情報をみた。

 先日ググってみたら「1月末までの予約が対象」というのが出てきた。

 「1月中に予約すれば3/15終了分まで有効なら、スキー客の大部分はカバーされるな」と思ったのだが、ANAのサイトを見ると「1/31宿泊分まで」と書かれてある。

 そこで公式サイトを見に行った。取扱要領によると、「事業期間」は3/15までで、「商品の販売期間」は1/31(宿泊の場合は2/1チェックアウト)までとのこと。「事業期間」の意味するところはよく分からないが、これはどうやら1/31宿泊までが対象のよう。

 一方、「よくあるご質問」に「いつまでの旅行が対象となるのでしょうか。」とそのものズバリの質問があり、その回答は「7/22から1/31(宿泊の場合は2/1チェックアウト)の期間につきましては、現時点で各事業者が本事業の対象である旅行商品を販売頂ける目安として記載させていただいたものであり、具体の終期は予算の執行状況を見て改めて公表させていただきます。」とある。

 これは「予算がなくなってそれより前に終わるかもしれない」ということを暗に言いたいのだろうが、それならそう書けばいいのに、なぜこんな回りくどく分かりにくい書き方をするのか。

 それに「旅行商品の販売」だと予約受付なのか宿泊なのか分からない。文字通り読めば予約受付(旅行商品の売買契約の締結)が1/31までなら宿泊はそれ以降のいつでもOKと解釈するのが普通と思うが、「宿泊の場合は2/1チェックアウト」という記載があることで「1/31宿泊分までが対象なのか」となっている。

 より平易で正確な表現を求む。

 結局、今のところは予算が余っても1/31宿泊分までが対象で間違いないようで、だとするとスキー業界的には物足りなかろう。書き入れ時の2月いっぱいは対象にしてほしいはず。少なくともスキー宿泊客である自分は物足りない。

 まあ「具体の終期は予算の執行状況を見て改めて公表」には、予算が余る場合(あるいは予算が追加されることで)、1月末以降の宿泊分にも適用されるよう延期される可能性もある、という含みもあるのかもしれないから、そこに期待か。

 と思ったら、公明党の代表が「GWまで延長すべし」と発言したとか。来年の通常国会補正予算組んで出すとか。利用が高級宿や週末に偏っているから制度の見直しも必要だ、とか。

 一方で、9月末までの利用の平均は1泊あたり1.2万円(ざっくりで2500万人(泊)に1000億円補助)で8割が1.5万円以下、との報告もされている。

 高級宿は数が少ないからちょっと利用者が増えるだけで稼働率が跳ね上がって目立つだけで、2.6万円で4万円の宿に泊まれるからといって1泊2.6万円出す人の絶対数は多くないということだろう。(1割でも250万人だから少なくもないのだけど)

 10月から東京解禁でクーポンも始まったから予算消化ペースは加速するだろうが、総額1兆円以上のまだ1割以下という現状からは、1月末での予算使い切りはなさそうに思うが、どうだろう。

 予算があるかぎり「事業期間」の3/15を「商品の販売期間」にするだけなら国会通さずにできそうだし、まずはそうしてもらえれば。そのうえで補正予算でGWまで延長してもらえれば。