もうすぐオープン


 先週末、志賀高原や白馬では1800~2000m付近の高さまで降雪があったよう。

 イエティも狭山のオープン情報がなかなか出てこなかったが、狭山からようやく出た。ここのところ10月下旬(21~26)のオープンだったから、例年通りなら10/23か30のところ、今年は11/12(木)とのこと。

 密になりにくいアウトドアレジャーは全般に好調とはいえ、バブル期はもちろん、今も食堂やリフト待ちやゴンドラ乗車などは密集・密接の場面があるスキー場は、イメージ的に微妙。コロナ禍の影響で集客が不透明と考えて慎重になったか。

 イエティは、去年は10/25だったが、それまでは、2017年が10/6とやたら早かったのを除くと10/16~21にオープンしており、それでいくと10/23か16のオープンでもおかしくなく、それゆえ今週末オープンが見込まれていたのだが、いまだに「10月下旬に日本一早いOPENを目指して」以上の発表がない。

 例年ライバルの狭山が10月オープンを回避したことで11/3の軽井沢プリンスが暫定トップとなり、イエティの「10月下旬に日本一早いOPEN」が10/30(金)となるのは確定的か。

 ICS(人工造雪)以外では、例年は大雪山黒岳と中山峠が11月中旬のオープン予定を出しているが、今年は熊の湯・横手山が、人工降雪機を増強したのか11/14(土)オープン予定を打ち出してきた。例年のペースなら11/21オープンになりそうなところ、気合いが入っている。一ノ瀬も11/20(金)オープンを予定とのことで、気合いが見て取れる。

 八方は「11月下旬(積雪次第)」と例年と同じ告知。近年では、2012年に11/17オープン、2013年は11/22オープン、2017年が11/21オープンだったのだけど、ここ2年の雪不足が強烈すぎて、勤労感謝の日前のオープンなんて遠い昔のことよう。

 奥美濃では、ウイングヒルズの11/6の次は、白鳥高原が11/21オープン予定と発表している。ホワイトピアは昨年並みの11/20予定のようで、ICSがあるのに一昨年から11月オープンをやめた鷲ヶ岳は昨年よりさらに1週遅らせて12/12の予定。いよいよもって、ICSを使う気はもうない(壊れて直す気がない?)らしい。

 高鷲スノーパークは、降雪機の増設はダイナミックコースにということなので早期オープンには関係ないはずだが、ダイヤモンドコースの降雪機稼働を頑張るようで、過去最速の12/5オープンを予定している。気温低下が順調ならエリア拡大が早そうだ。

 めいほうは、去年は気合の12/7予定の9オープンだったが、今年は慎重に12/12予定。

 オープンだけ早くても、昨シーズンみたいに自然降雪がなくていつまでたっても全面オープンにならないのでは話にならない。

 八方・五竜では、2012,13,17年は12月中旬にはほぼ全面可となっていた。2017年など11/26に五竜も47も滑走下山可になっているし、ウイングヒルズが12/9に、高鷲が12/13に全面可になっている。

 そこまでは言わないまでも、クリスマス前後のドカ雪で大部分滑走可、年末のドカ雪で全面可となるくらいの「平年並み」ではあってほしい。