1か月予報(11/5発表)

 八方が12/1オープン(積雪次第で前倒し)を発表。例年「積雪次第」で早くにオープン日を出すことはなかったと思うが、今年は早いタイミングで、やや慎重なオープン時期の発表となった。それも週末ではなく月替わりの平日。

 過去8年、2016年に八方が五竜に1日先行したことがあるが、その年以外は八方と五竜は同日にオープンしている。

 五竜は11/21(土)を打ち出しており、五竜がそこでオープンするなら八方もオープンするのか、無理して対抗はしないのか。そして降雪機を動かせないほどの高温続きでない限り、12/1にはパノラマだけでもオープンするということか。

 降雪もだけど、今シーズンはコロナの影響(客入動向、感染対策)、GoToトラベルの影響をどうみるかも複雑に絡んで、スキー場によって例年とは異なる対応となる状況になってきているみたい。

 さて、平年並み以下の冷え込みは、どうやら向こう1週間までらしい。

 10/29発表の1か月予報で低20%:並30%:高50%と高めだった11/7-13の気温予想は、11/5発表の1か月予報では低20:%並50%:高30%と平年並みに下方修正されたが、11/14-20については低10%:並10%:高80%で「かなり高くなる可能性がある」とのコメント付き。どうやら平年比3℃前後高くなるらしい。

 その後も、1か月予報では11/21-12/4で低20%:並30%:高50%と高め予想、11/21-27については平年比2℃前後高くなるらしい。

 この時期は気温低下の進みが早く、毎日0.2℃ずつほど下がっていくので、3℃というと半月前、2℃なら10日前の平年並みということになる。11/14-20の平年+3℃は、今くらいの気温から下がらないかむしろちょっと上がる感じだろうか。

 シーズンインのスタートダッシュがきいた3年前、六厩(荘川;標高1015m)で11月下旬に平年比2℃以上低い12月上旬並みの気温になった時の再現はないようだが、5年前のように11月下旬が10月下旬より高くなる平年比+5℃以上ということもないだろう。

 この時期はまずは降雪機を動かせる氷点下への冷え込みが重要だが、本格的なシーズンの幕開けにはそれより何よりドカ雪がいつ・どの程度くるかが重要。

 去年は、この時期から12月半ばまでの気温は平年並みだったが、雪が降らず、12月半ば以降は気温も高いし雪も降らないという経過だったので、ハイシーズンがどうなるかはまだ何とも言えず、ラニーニャで気温は平年並み以下というのを信じるしかない。