かぐらが4/19(日)で終わってしまう…。
かぐらのホームページは、緊急事態宣言の出ている地域からは来るなと言わんばかりだった。首都圏からの来客で新潟県民に感染拡大しては困る、とは、行政の立場ならばそうだろう。しかし首都圏からの来客がなくても営業として成立するのだろうか?
緊急事態宣言の全国拡大がとどめとなった形だが、五竜が下山コースクローズでゴンドラ帰りの密接リスクを考えて終了にしたのと同じで、ロープウェーの密集リスクは避けきれないという判断でもあるのだろう。その点では志賀高原は残りうる。ベースが高標高なのが強みとしていきてくる。
「スキーに行く」と言うと白い目で見られそうな雰囲気になってきたが、ニュースを見る限り、都内の公園や商店街よりはよっぽど感染リスクは低いはず。
株式市場は落ち着きを取り戻しつつあるが、「外出自粛」を強制するような社会の雰囲気は、合理性を超えたパニック状態、集団ヒステリーであり、3月半ばころの株式市場のよう。などと書くと、「危機感が足りない」「そういう奴が感染を拡大させる」と叩かれるのだろうな。
北海道・東北ではコロナを理由にした早期終了は少ない。今も感染者ゼロを継続中の岩手県はともかく、北海道などはいち早く感染拡大し、いち早く独自の緊急事態宣言を出し、今また改めて宣言という状況だが、札幌以外はそうでもないのかもしれない。
かぐら終了で、例年GWも滑るのが当たり前の人たちはどうするだろうか。残る志賀高原や丸沼に集中するのか、鹿沢やマイアがGWもやっていればそこにも集まるか、夏油や月山に足を伸ばすか、それとも諦めて外出自粛するのか。
4月になって気温は平年並みか平年を下回るようになり、2月上旬を除いて、1月から4月までずっと3月並みの気温が続いているような状態。志賀も野沢も八方も五竜もGW営業できるのか?という時期もあったことを思えば、雪がなくて滑れなくなったと思ってスキー場同様に早仕舞いを決め込むのがオトナの振る舞いというものなのかもしれないが、こんなに雪不足なのにそれでも滑れるからこそGWも滑りたいとも思う。
「GWは滑るけど、その後はチャオがやってれば行ったくらい」という長野より西の者からすると、GWに泊りがけで行く場所としては志賀高原が最後の砦。ここも陥落したら…。日帰りでマイア?(これまで4月中旬以降に営業したことはなく、どこまで雪がもつのか、コースをもたせる執念を見せるのかは未知数だが)