3か月予報統計予測資料

 10月から12月の3か月予報の統計予測資料というのを初めて見た。

 気温と降水量について、月ごと・地域ごとに、平年より低く(少なく)なる確率、平年並みの確率、平年より高く(多く)なる確率、平年比で±何℃・何%になるかの数字が並んでいる。天気予報サイトなどで通常出ている3か月予報よりも細かい。

 これによると、11月はどちらかというと気温高めの雨少なめ(北海道と九州・沖縄は雨多め)、12月はどちらかというと気温低めの雨多めという予測になっている。

 細かく見ると、例えば、東日本日本海側の10-12月(3か月)の降水量など、「少ない確率50%・平年並みの確率0%・多い確率50%」と、「平年並みではないのは確かだが、多いか少ないかは半々」という、「なぜそうなる?」的な予測になっている。

 12月の気温は、西日本の日本海側は「低い6割・高い4割」とどちらかといえば低いとはいえ何とも言えない感じだが、北陸から東の日本海側は概ね「低い5割・並2~3割・高い2~3割」で、降水量も「少ない1~2割・並2~4割・多い5~6割」と、少雪高温となる確率が2割程度、平年並みかそれより多雪低温となる確率が8割程度なら、早期の滑走エリア拡大や、少なくともクリスマスになっても人工降雪機のないゲレンデは滑れないなんて事態にはならないことに期待が持てるというもの。

 3か月先の天候予測などあてにならないとはいえ、都合の良い占いは信じよう。