長野県は滑走エリア拡大

 26(木)夜から28(土)朝にかけて、白馬や志賀や野沢でドカ雪が降って滑走エリアが拡大した。

 金曜は強風でほとんど営業できなかったようだが、土曜にはコルチナと白馬乗鞍がオープンし、八方でスカイラインがオープン(リーゼンもオープン予定だったが29(日)オープンに延期)、野沢は中間部から上はほぼオープン、志賀は焼額・奥志賀が大部分、高天原・熊の湯は全面オープンに。29(日)は岩岳もオープンする。

 これでようやく去年の12月3連休並みか。いや、去年は3連休前の雪で杉ノ原がオープンして急遽滑りに行ったが、今年は杉ノ原はまだオープンできてないからもう一息か。

 長野・新潟で積雪100cmを超えているのは、シャルマン、アライ、奥只見と名だたる豪雪ゲレンデくらいか。緯度や標高の影響が例年以上に大きいようで、白馬で天然雪でベース部分が滑れるのはコルチナ・白馬乗鞍までで、栂池の鐘の鳴る丘はおそらく人工雪。野沢も下はまだだし、志賀の滑走エリア拡大が早いのも標高が高いからだろう。

 ということで、標高の高い御嶽エリアのマイアは積雪80㎝で29(日)午後に上半分もオープンとのこと。おんたけ2240は積雪50㎝で上クワッドがまだなのは、方角(マイアはちょい北向きだが2240はちょい南向き)と尾根気味コースと沢気味コースの違いか(マイアは林に囲まれたコースが多く雪が残りやすい)。チャオがやってればイーストは全部滑れてそう。

 奥美濃もまあまあの多雪地帯だし、めいほうや高鷲スノーパークの上部は標高も1500mあるのだが、この金土の寒波では恩恵はなかったもよう。正月寒波もトーンダウンして雪マークが減った。30・31が雪予報だが、気温はさほど下がらず日中はプラス気温のため、ドカ雪になる感じではない。寒波は1/5以降にずれ込んだようだが、1週間以上先の予報精度は低い。

 できれば年始休みの間、遅くとも休み明けすぐにドカッと降って、1月の3連休はほぼ全面可の状態になっていてほしい。いや、なっていてもらわないと困る。