オープン日

 高鷲スノーパークはこれまで、オープン日の事前発表をしてこなかったが(”12月中旬”などと発表)、今年は12/7と発表した。

 以前はダイナランドの人工降雪に力を入れて、ダイナランドを12月上旬にオープンするようにしていて、高鷲SPは「雪が積もればオープン」として具体的な日付発表はしていなかった(それでも12/10過ぎくらいにオープンすることが多かった)。

 それが2015年は暖冬でオープンが12/22になり、それで高鷲SPも人工降雪に力を入れるようになったが、2016年も暖冬で12/16。2017年は雪が早く12/7だったが、去年はまた暖冬で12/15だった。

 シーズン初めの人工降雪に力を入れることで、よほどでなければ12/7にオープンできると踏んでの日付発表だろう。そのぶんダイナランドのシーズンは短くて仕方ないと見切りをつけたようで、今年のダイナのオープン予定は12/14と、かつての高鷲SPと逆転する形となった。

 高鷲SPとは逆に、めいほうは具体的なオープン日発表をやめた。

 村営時代は人工降雪機がなかったのか、他のローカルゲレンデ同様、クリスマス前あたりのオープン日発表だったのが、日本スキー場開発傘下になって、2015/16の暖冬のあと特に人工降雪機の導入・稼働を積極化させるようになり、オープン日も12/10前後に設定するようになっていた。

 それが今年は「12月初旬」との発表。ふつうに考えれば12/7(土)だろうが、日付を出さないのは(「上旬」ではなく「初旬」としているのも)、雪さえつけば平日でもそれより早いオープンをするということだろうか。

 オープン日なんて、アイスクラッシャーゲレンデでない限り、気候次第で予定より遅くも早くもなるので、日付を出すことに大した意味はないのだが、日付がはっきりしている方が、何となく落ち着く。

 日付まで発表するかしないかで、実際のところどれだけのメリット・デメリットがあるのか分からないが、日付を発表しているスキー場側としても、ただの目安であっても日付まではっきりしている方が落ち着くから、というのが理由なのかもしれない。ある程度決めておかないと、従業員の確保もできないだろうし。

 ここ数日の冷え込みで、八方では兎平上部まで積雪したそう。11/8でのゲレンデ積雪は、去年より8日、一昨年より20日遅いとのこと。

  来週末にまた寒気が南下してきて、岐阜でも山の上の方は雪になりそう。ここでそれなりにまとまって降ると、11/23の週末にオープン予定の志賀・野沢・八方などは、予定通りオープンできるだろうけど、逆に言うと、来週末にある程度まとまって降らないと予定通りのオープンは難しいかもしれない。

 1月・2月は平年並みなら十分、何なら少々気温高めの雪少な目でも構わないから、そのぶん、12月と3月は気温低めの雪多め(春はさらにピーカン晴れ少な目)で、「大部分滑走可」の期間が長くなってほしい。