ゲレンデオープン状況

 横手山の11/6オープン(5に招待客のみプレオープン)は延期になりました。10月下旬に冷え込んだのはいいのですが、11月に入ってからの肝心のオープン1週間前の冷え込みが弱く降雪機を動かせず。

 何とかオープンできてたとしても、8,9と気温が上がって雨の予報なので、そこで雪が溶けて休止になってたでしょう。10日以降は平年以下になるようですが、12日のプレオープンや13日のオープンが可能なほど雪を造れるのかは微妙そうです。

 ICS(人工造雪機)ゲレンデは、10/22のイエティ、30の狭山、11/3の軽井沢プリンスホテルと、おなじみの面々が例年どおりに順調にオープンしています。この後も11/12のウイングヒルズ白鳥などが控えています。

 ICS以外では、11/13に熊の湯、大雪山黒岳、中山峠がオープン予定としていますが、熊の湯は横手山同様に微妙で、北海道は12,13に雪予報も出ていますが、どの地域のどの高さにどれだけ降るか次第でしょう。

 白馬の八方・五竜・栂池は、例年大体「11月下旬(積雪次第)~」となっているのですが、今年は五竜が「11月中旬(積雪次第)~」、栂池が「11月下旬(積雪次第)~」、八方が「12/1(積雪次第)~」と分かれています。(スノーナビ情報。スノーウェイでは栂池は11/20予定)

 八方は、雪が降っても11月中は営業しないということではなく、「積雪次第」とは「降らなければ遅れる」だけでなく「降れば早まる」ということでもあり、降ればオープンするものと思いますが、「12/1~」は、11月中のオープンを目指してガンガン降雪機を動かすということはないという意思表明とも受け取れます。

 来週末は平年以下程度には冷え込む予報が出ていますし、その後も平年並みの予報となっていますので、11/20過ぎあたりに山の上にまとまった雪を降らせる寒気がやってこないとも限りませんが、逆に、平年並みに寒くはなるけど11月中は雪は一向に降らない事態もあり得ます。

 12月以降は低温・多雪の確率が高い(特に西日本でその傾向が強く、北日本ではそれほどでもない)という(あてにならない)長期予報を信じて、12月初旬にドカ雪がきて、それがそのまま根雪になって中旬のうちに大部分滑走可になることを(そして3月以降も冷え込んでいいコンディションと雪が長持ちすることを)願うばかりです。