高鷲スノーパーク、4/17以降も営業か

 高鷲スノーパークが「4/16まで予定(目標)」としていた営業終了時期について、4/17以降も続けられる限り続ける意向を示しました。

 近年は毎年GWまでを目標に掲げながらも、GWに営業できたのは4年前、8年前、10年前と過去10年で3回だけ。昨年は5/8目標を4/29に前倒しした挙句4/26での終了、一昨年は5/5目標も4/25終了と、高い目標設定が空回りして落胆を誘う結果となっていました。

 それもあってか、今年は少雪と3月の高温を受けて4/16までと例年より2~3週間早い営業目標設定でしたが、ここは何とかクリアできそうなのであとはできるかぎり、ということのようです。

 実際に4/17以降も営業するかは日曜の朝に決定・発表ということで、土曜の雨次第。tenki.jpの予報では、郡上市だと土曜の降水量66㎜と本降りですが、高山市だと27㎜とそこまでではありません。御嶽やマイアは雨予報の4/7(金)を休みにしてラスト週末に備えるも営業できなかったですが、高鷲は日曜までは持たせられるとは考えているようです。

 しかし、tenki.jpのスキー場予報では16,17と晴マークもつく予報ですが、それ以降は高山市郡上市、あるいはウェザーニュースのスキー場予報でもずっと曇・雨予報です。本降りの雨ではないようなので、ポツポツ程度ならピーカン天気よりも雪が減らなくていいのですが、気温は引き続き高めであり、来週末までもつのかどうか。

 ライブカメラを見る限り、この時期の平日はさすがにガラガラで、経営的には16で終わりにした方がよさそうに思われますが、そこまで窮してはいないということなのでしょう。意地とプライドで「可能な限り営業」を貫く姿勢はあっぱれです。

 岐阜より西では高鷲スノーパーク以外は4/2で全滅と思われ(未確認)、北アルプス以西でも次点はマイアの4/6となると、高鷲スノーパークの断トツぶりが目立ちます。利益のことはさておき、1日でも長く営業を続けてほしいものです。

 ところで、4/13の八方・兎平の積雪量の2011年以降の最小値は2016年の100㎝でしたが、今年は3/31に100㎝となって今は45㎝しかありません。2013年などは営業最終日の5/6でも110㎝ありました。

 2016年は4/27に兎平がクローズとなり、GW途中の5/3に打ち切り終了となっていますので、今年もその可能性、あるいはそれより早くGW前の全終了のおそれすらあります。八方に限らずですが、ここから「気温低め・曇り」が続いてもらって、例年GW営業しているゲレンデは何とか5/7までもってほしいところです。