ウイングヒルズ白鳥はサービスを縮小(適正化)

 ウイングヒルズ白鳥は、早朝営業期間が大きく短縮されている。

 これまで12月上旬から3月下旬までやっていたのに、19/20シーズンは12/28~3/1となっている。

 多客期の混雑緩和としてはいいが、多客期以外にサービス提供するには採算が合っていなかったか。雪の緩みの早い春こそ、早朝営業の価値があるのだが。

  焼額も、ファーストトラック(40分早い7:50ゴンドラ乗車;1500円)をこれまでの3月初旬までから3月末に延長することで、3月の早朝営業(6:30~)がなくなるようで、早朝営業常連の人がブログで悲しんでいた。

 ファーストトラックや早朝営業は、志賀高原のようにガッツリ金取るとこや、八方のように会員限定で無料でやるところなどマチマチ。ウイングの+300円というのは良心的な部類だし、12月・3月は早朝やっても客少ないんじゃ仕方ないか。

 にしても、3月は「7時からと1時間早いだけだけど+300円」でも需要あると思うのだが、どうだろう。

  それと、ウイングは「3回来たら1回無料」をやめるようだ。

 「とりあえず来てもらって駐車場や飲食で金使ってくれたら」という目論見だったのだと思うが、これで来るようなミドルリピーターの連中は飲食にロクに金を落とさないことがバレてしまったか。

 さらに、アプリ利用者への滑走量に応じたマイレージサービスもやめるとのこと。

 「システム的な問題」により「継続が困難」で「中止」とのことだが、「システム的な問題」って何だ?なーんか言い訳がましい。ただの経費削減なのでは?理由など述べずに「終了させていただきます」だけの方がよほどすっきりする。

 当日1日券も消費増税分の100円値上げされているが、早割は大幅値上げとなったし、割引を減らすことで増税分以上に客単価を上げる方針なのだろう。客としては悲しいが、今までがサービスよすぎたことも否めず、経営判断としては正しい。

 ウイングに限らず、単価を上げても客足が減らないターゲットを見極められつつあるように感じる。そうなると、春料金の割引サービスがますます縮小するかも。