ニセコワイス、2024/25シーズンにいよいよ復活?

 ニセコワイススキー場は2009年にリフト営業を休止、2015年にニセコ花園を所有する香港資本に買われてスノーキャット専用スキー場(スノーモービルパーク「ホワイトアイルNISEKO」)として利用されています。

 麓にあったニセコワイスホテルは2018年で取り壊されていますが、その頃にはもう花園とワイスをゴンドラで繋げる計画が出ており、新たにホテルを建て直す計画もあったものと思われます。

 その新ホテル建設がこの春に着工しました。

 2024年秋完成予定ということで、計画が出て5年以上経ってようやく、2024/25シーズンから営業再開となりそうです。ニセコワイスの麓エリアでは、2026年9月完成予定のホテル・グランピング施設群の計画もあるようです。

 計画当初の写真資料には、花園~ワイスは「GONDOLA TO WEISS」とあり、ワイスエリアには「NEW LIFT」として3本の線が引かれていました。

 花園のシンフォニーゴンドラ降り場付近からワイスのホテルまでは約2㎞あり、ここがゴンドラで結ばれます。

 ホテルから上に伸びるリフトAの線は、おそらく旧第2リフト降り場まででしょうか。だとすると距離が約1.7㎞、標高差は300m(460~760m)ほどになります。

 ホテルよりも西方向の低い位置から山頂方向へ(リフトB)と、そこからほぼ山頂付近へ(リフトC)も線が引かれています。

 リフトBの乗り場は旧スキーセンター付近でしょうか。このリフトBは旧第3リフト降り場付近(標高900m付近・リフト距離約1.5㎞)か、その少し下(標高800m付近・リフト距離約1.3㎞)あたりに見えます。そこから山頂付近(標高1020m付近)へは500~700mほどです。

 「中高標高への2本のクワッドリフトと、座席数の少ない山頂へのリフトを含む計画」という記述があるので、下からの2本(リフトA,B)は高速クワッド、山頂へのリフトC[は固定循環式のペアリフトと思われます。

 休止前よりも山頂方向に滑走エリアが拡張されるようですし、旧スキーセンターへ降りるのも、旧第3リフト・旧第2リフトのコースだけでなく、その南側がツリーランエリアのような形になるかもしれません。

 ニセコワイスは滑ったことがありませんし、営業再開がとても待ち遠しいです。